深い森と霧に抱かれるソロキャンプ。

ぱんだ

2021年11月01日 17:35


秋が日に日に深まってきた。


こんな日は森に
身をゆだねたキャンプがしたい。


そう思い立ち、山奥にあるキャンプ場に出撃です。








天気予報によれば
雨の心配はないとのこと。


しかし、この予報に
見事裏切られることになるとは、
この時は思いもしなかった・・・。







駐車場から
えっちらおっちらと、
急坂を慎重に下り
キャンプサイトへ







指定されたサイトに到着。

予約時確認したところ、
もう一組予約があるとのこと。

また完ソロならずか・・・。









ペンタを張り、
今夜の寝床をつくる。

森の中の極上のベットルームだね。







寝床を作り終えた途端、
お腹が鳴った。

もうお昼すぎてるもんね。


腹が減ってはなんちゃらなんで、
早速ランチタイムとしよう。

今日は職場の人から頂いたカレー。
新潟で有名な「バスセンターのカレー」だ。







昔懐かしい、給食の味みたいだ。

そして、メスティンで食べると
給食に出てきた銀色の弁当箱に入ったごはんで
給食のカレーを食べているかのようだ。















まだ紅葉には少し早かったかな。

でも、もう少ししたら、
ここも赤や黄色に染まるんだろうなぁ。


このキャンプ場は県立公園の一角にあるキャンプ場なので、
時々、散歩している人が来るが
奥まった場所にあるおかげで、とても静かだ。







さて、今宵の居酒屋システムも構築済みだ。

ジャグには焼酎が入っていて、
コックを捻れば、飲み放題なのだ。

これを使い、レモンサワー飲み放題をする魂胆である。

100円ショップで買ったジャグだが、
ちょうどいい容量ですよ。







山形のだしとまぐろのぶつ切りを
合わせたアテで乾杯!









鉄板で焼き鳥を焼いていく。
愛媛県の今治風焼き鳥だ。

先日、今治焼き鳥を
食べる機会があり、
普通の焼き鳥のように
網で焼くのとは違い、
鉄板という独特の味に感激したのだ。

お店の味にははるかに及ばないが、
キャンプで食べる鉄板焼き鳥はアリですね。













木の間からランタンの明かりが見える・・・。











夜が深まってきた。

タープが森に飲まれていくようだ。

静かに焚火と酒を愉しむ時間を満喫する。






結局、もう一組、キャンプ場を予約した人は
来ることはなかった。


僕はこの森を貸切ることになったのだ。







ポツポツと雨が降ってきた。

単なるにわか雨かと思ったが、
この雨が朝まで止むことはなかった。

しかも本降りの雨だ。

天気予報の嘘つき・・・。



ペンタを叩く雨音が激しさを増していく感じがした。



焚火はもうできない。

あとは、雨音を聞きながら
おとなしく寝るだけだ。


おやすみなさい。






翌日。










朝起きたら、
雨のせいで道具がみんな泥だらけだ。

なってこった。


まあ、仕方ない。

ティッシュペーパーで泥をふき取る。



泥だらけになった道具を見ていたら
やる気が一気になくなってしまった。。。

雨もやむ気配がしないので、
意を決して撤収することにしよう。



泥だらけになったペンタを
ポリ袋に詰め込み、
道具をリュックに押し込む。


すぶ濡れになりながら、
急坂をハアハア言いながら登り切り、
愛車に駆け込んだ。


最後はひどい目にあったが、
「まあ、これも経験」と言い聞かせて、エンジンをかけた。







途中の道も霧で何も見えない。

慎重にハンドルを握り
家路についた。






次はどんなキャンプができるだろうか。
できれば、雨ではなく、秋晴れのキャンプがしたいな。




では~☆






追伸
今回お邪魔した、山形県西蔵王公園キャンプ場は、
このキャンプの直後、園内でクマの目撃情報があり一時閉鎖されました。(怖っ!)
11月2日より利用再開とのことです。

http://park.montedio.co.jp/zao/





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